直近の市場動向と投資家心理

現在の時刻 08:57。市場は昨夜のFOMCを無事通過したとの見方が優勢です。日経225先物は140円高の44,750円で寄り付き、シンガポール・日経平均先物も180円高の44,780円と小幅高で推移しています。FOMCでは予想通りの0.25%の利下げが決定されましたが、一部で0.5%の利下げを期待する声もあったことから、失望売りも出たようです。労働市場の懸念やインフレの高止まりがS&P500とナスダックの小幅下落に寄与したとの分析もあります。

今後の注目点

市場は、FOMC通過を受けてリスクオンムードとなるか注目していますが、本日からは日銀金融政策決定会合が開催予定であり、積極的な売買は手控えられそうです。特に、「四季報」の内容も無風通過しそうで、市場関係者の間では、利下げは織り込み済みとの見方が多く、今後の株価の動きに注目が集まっています。キオクシアの気配の高さや、セブンの空売り動向なども、個別の材料として注目されています。

投資家へのアドバイス

FOMC通過と日銀会合を控えた状況下、市場はやや様子見ムードとなる可能性も。半導体関連銘柄や円安メリット銘柄の動向に注意しつつ、日銀会合の結果を見極めたいところです。