昨晩のFOMCでは予想通りの0.25%利下げが決定され、一旦は無風通過した模様です。しかし、ドル円は146円台で推移しており、今後の為替動向には引き続き注意が必要です。本日からの日銀金融政策決定会合では、政策金利据え置きが有力視されていますが、市場の反応は注視すべきでしょう。
米国市場でのAMATの上昇に追随する形で、日本の半導体製造装置関連銘柄への期待が高まっています。キオクシアやコクサイエレといった銘柄に買い気が見られ、レーザーテックも急騰。AI関連銘柄も物色されており、AIメカ、アビオ、FFRIなども注目されています。
一方で、レカムのような個別銘柄の動きや、セブンの空売り筋の動向など、需給面での変化にも注意が必要です。また、高リスク大型下水管に関する調査結果など、インフラ関連の話題も報じられています。
日銀会合の結果と、それを受けた為替の反応が今日の市場の大きなポイントとなります。半導体関連への物色は継続する可能性が高いですが、個別銘柄の材料や需給も確認しながら、慎重な投資判断が求められます。