今日の市場は日経平均株価が6営業日ぶりに終値ベースで史上最高値を更新し、45,000円台を突破しました。日経先物も46,000円台に乗せるなど、投資家心理は底堅いようです。しかし、実質賃金は7ヶ月連続低下しており、家計の購買力低下は今後の懸念材料となりそうです。来週の自民党総裁選を控え、市場の方向性は不透明感も残ります。

注目ポイント

• 日経平均株価は史上最高値を更新。市場の強気ムードが継続。
• 実質賃金の低下は、個人消費への影響が懸念される。
• 自民党総裁選の結果次第で、今後の金融政策や経済政策に影響が出る可能性。
• 住宅ローン変動金利の上昇は、家計を圧迫する要因として注目されている。

今後の見通し

日経平均は最高値更新という強い流れを維持していますが、実質賃金の低下や総裁選の結果次第では、相場が転換する可能性もあります。短期的な強気相場は継続しつつも、中長期的な視点ではインフレと金利動向、そして政治情勢を注視する必要があるでしょう。