日経平均は52,000円台を回復し、強さを維持しています。しかし、上方修正や増配のない銘柄は売られる傾向が見られ、決算内容が個別株の明暗を分ける展開となっています。短期投資家は高値掴みを警戒し、積極的な買い控えも見られます。
関電工は、大幅な営業利益増を発表したものの、配当修正がなく、株価は下落しています。一方、タカミヤは業績予想の増額を好感して急騰しました。第一三共は急落後、一時的にリバウンドする場面も見られましたが、安定しない動きです。アドバンテストは引き続き堅調な動きを見せていますが、一部投資家は警戒感を強めています。
今後も決算発表が相次ぐ中、上方修正や増配といったポジティブな材料が株価を支える鍵となります。特に半導体関連への注目は依然高いものの、過熱感も指摘されており、個別材料を慎重に見極める必要があります。