直近30分間(15:15~15:45)の市場では、多くの企業が好決算を発表し、一部銘柄で株価が急伸しています。特に、ドウシシャは経常利益を11%上方修正し、最高益予想を上乗せしました。岡部も1-9月期(3Q累計)経常利益が16%増益で着地。さらに、ミスミGも26年3月期通期業績予想を上方修正しました。
一方、ソシオネクストは通期業績予想を下方修正しましたが、一部では買われ、乱高下しています。また、ニデックはTOPIX除外観測から株価が続落し、9年ぶり安値を更新する場面もありましたが、引けにかけてリバウンドの兆しも見せています。
市場全体としては、日経平均は大幅高となったものの、一部の銘柄に牽引された面もあり、全面高とは言えない状況です。決算発表シーズンが本格化する中、個別企業の業績動向に注目が集まります。
今後の見通し:
今後も決算発表が続くため、好決算企業への資金流入が期待されます。一方で、業績下方修正企業や市場の期待から外れた企業には、さらなる下落リスクが伴う可能性があります。市場の二極化が続く中、個別の企業分析とリスク管理が重要となるでしょう。