日経平均は高値引け、しかし個別銘柄は決算内容で明暗分かれる展開。特にソシオネクストは下方修正で急落、村田製作所は大幅高と、決算発表が市場の動向を左右しています。
大引けにかけて、日経平均は+1,085.73円と大幅続伸し、52,411.34円で引けました。しかし、個別銘柄では決算内容による反応が大きく分かれました。ソシオネクストは今期経常利益を36%下方修正したことで、株価は急落。一方、村田製作所は決算を受けて+14%と大幅高となっています。TDKや東光高岳なども上方修正を発表し、株価を押し上げています。
決算発表シーズンも終盤に差し掛かり、今後は個々の企業の業績動向が株価を左右する展開が続くと予想されます。市場全体としては高値圏での推移が続く可能性もありますが、決算内容の差による銘柄間のパフォーマンスの乖離には注意が必要です。特に、ソシオネクストのような下方修正企業や、村田製作所のような好決算企業への注目が高まるでしょう。