要約

本日は決算発表や上方修正が相次ぎ、個別銘柄が活況を呈しています。特に、住友ファーマ、TDK、ミスミG、スタンレー電気などが業績好調で注目されています。レーザーテックは決算内容に市場の反応が分かれていますが、PTSは上昇しています。一方、ソシオネクストは下方修正を発表し、株価は大きく下落しています。日経平均は1000円を超える大幅高で過去最高値を更新しましたが、市場全体は二極化の様相も見られます。

• 住友ファーマ：今期最終利益を2.3倍上方修正し、4期ぶりの最高益更新へ。大きな買いが入っている模様です。
• レーザーテック：1Qの経常利益は2.1倍増益で好調も、ガイダンスは未達予想との見方。PTSは上昇していますが、今後の動向は注視が必要です。
• TDK：今期最終利益を1800億円に上方修正し、配当も増額。株価は一時下落しましたが、切り返し気配です。
• ソシオネクスト：今期経常利益を36％下方修正。株価は大きく売られています。
• その他、第一稀元素化学、ミスミG、スタンレー電気なども決算や上方修正で注目されています。

決算発表シーズンが終盤に差し掛かる中、個別の業績好調銘柄への資金流入が続きそうです。住友ファーマやTDKのような上方修正銘柄は引き続き注目されるでしょう。一方で、ソシオネクストのような下方修正銘柄への警戒感も必要です。日経平均は高値圏での推移が予想されますが、市場全体の二極化が進む可能性も考慮し、個別銘柄の選定がより重要になるでしょう。