日経平均株価は +1,085.73円の 52,411.34円と高値引けし、最高値を更新しました。TOPIXも最高値、グロース250指数も200日線上を回復と、市場全体に力強さが見られます。
注目の決算発表では、レーザーテックが1Qで2.1倍増益と好調でしたが、ガイダンス未達予想の可能性も指摘されており、今後の反応が注目されます。 住友ファーマは今期最終利益を2.3倍上方修正し、4期ぶりの最高益更新へ。 一方、ソシオネクストは通期業績予想を下方修正し、株価は崩れました。
為替市場では、ドル円が一時的な急変動を見せ、トレーダーを翻弄しています。
市場は決算通過を経て、個別の好業績銘柄と業績悪化銘柄の二極化が進む可能性があります。 レーザーテックのような注目銘柄の決算内容と市場の反応を注視しつつ、住友ファーマのような上方修正銘柄には引き続き注目が集まるでしょう。 為替の急変動は市場のボラティリティを高める要因となり得ますが、3連休を前に手仕舞いの動きも出やすい時期です。 グロース株への投資機会については、今後の金利動向も考慮し、慎重な判断が求められます。