本日の市場は、日経平均、TOPIXともに小幅反落。海外投資家のクリスマス休暇入りもあり、市場全体としては模様眺めムードが漂います。クリスマスムードの中、投資家の間では「サンタクロースからのプレゼント」を期待する声も聞かれますが、現実は厳しい状況のようです。パワーエックス(485A)がストップ高を達成し、注目を集めています。これは今治造船による大量保有報告によるもので、直近IPO銘柄として今後の動向が注目されます。ニーズウェル(3992)はRPA活用推進プロジェクト支援体制強化を発表。また、霞ヶ関キャピタル(3498)はホテル取得を発表しています。
年末にかけては、市場の変動が大きくなる可能性があります。特に、パワーエックスのようなIPO銘柄や、特定材料が出た銘柄の動きには注視が必要です。海外投資家の動向が限定的な中、国内材料や個別銘柄のストーリーが株価を動かす要因となりそうです。クリスマス休暇明けの市場の反応や、新年相場への期待感も考慮に入れ、短期的な材料株と中長期的な成長性を持つ銘柄をバランス良くポートフォリオに組み入れることが推奨されます。