直近30分間(00:00~00:21)の市場動向は、貴金属市場の急落が主要トピックです。特に銀は大幅に下落し、ゴールドも追随する動きを見せています。この背景には、トランプ氏による米国からの銀輸出禁止の噂が供給ショックへの懸念を招いた可能性が指摘されています。
現在の貴金属相場は、買方勢の保有玉が損切り(SL決済)され、売りが売りを呼ぶ展開となっています。新規の売り建玉が増えているわけではなく、むしろ年内取引を終えた投資家の大口保有玉が自動的にSL設定値にヒットし、価格下落を招いている模様です。
トランプ氏の発言が事実であれば、銀の供給ショックが懸念され、さらなる価格変動を誘発する可能性があります。市場心理としては、リスクオフの動きが強まる可能性も否定できません。 ゴールドも連動して下落しており、窓閉めを複数回こなすなど、上昇相場の終了を示唆する動きも見られます。 年末年始にかけて、これらの不確実性がボラティリティを高める要因となりそうです。