現在の市場は、年末の利確売りムードが漂っています。ハイテク株を中心に売りが出ており、ナスダック100指数も下落しました。一方で、ソフトバンクGが通信業で5年ぶりに首位に立ったことが報じられています。東証ではダイワ通信株の制限値幅が拡大されるなど、個別銘柄の動きにも注目が必要です。
米国市場では、銀やプラチナといった商品市況に利確が入ったことが、全体の下落要因となりました。ダウ、S&P500、ナスダックといった主要指数は軒並み下落しています。テスラは3%下落する一方、MUは3%上昇し最高値を更新しました。
ソフトバンクGが通信業で5年ぶりに首位に立ったことは、時価総額上位の顔ぶれに変化があったことを示唆しています。また、東証がダイワ通信株の制限値幅を拡大（上限のみ1200円）することを30日に実施するとの情報もあります。
年末の大納会を迎え、市場は慎重な動きを見せています。今後も利確売りが続く可能性もありますが、2026年に向けては新たな投資機会も出てくるでしょう。特に、新NISAの成長投資枠など、制度変更による影響にも注目が集まります。