本日の大納会は、貴金属市場における銀先物の急落が投資家心理を悪化させ、市場全体に波紋を広げています。昨晩の米国株も下落し、SOX指数や米10年債利回りの低下が見られました。日経平均株価は寄り付きで下落し、50,000円台での攻防が続いています。
一方、個別銘柄では東洋エンジニアリングが注目を集めており、気配値ランキングで買いトップとなっています。新規売り禁措置や信用買の現引き停止措置により、株券調達が困難な状況が短期的な踏み上げ相場を後押しする可能性があり、上昇への期待が高まっています。
貴金属市場の動向は引き続き重要視されます。証拠金引き上げ発表後の売り圧力がどこまで続くか、また 銀先物の崩壊が他の市場に与える影響を注視する必要があります。 東洋エンジニアリングは、信用取引の状況から短期的な上昇が期待される一方、その持続性には警戒も必要でしょう。大納会を迎え、市場のボラティリティには注意が必要です。