本日の大納会は、トリコのストップ安連鎖が市場を震撼させています。亜鉛関連株は総じて堅調で、東洋エンジニアリングは一時ストップ高となるなど、一部銘柄に資金が流入しています。昨晩の米国株安や貴金属の下落が国内市場にも影響を与え、日経平均は下落スタートとなりましたが、エネルギー、トヨタ、銀行株は堅調に推移しています。
大納会ということもあり、ポジション調整の売りが出やすい状況です。米国株の動向と、トリコのような個別銘柄の急落が市場心理に与える影響に注意が必要です。一方で、東洋エンジニアリングのような短期的な急騰銘柄への関心も継続しそうです。貴金属市場の動向も注視し、全体的な相場観を維持することが重要となるでしょう。