本日は大納会。市場は東洋エンジニアリングの急騰が話題の中心となっています。同社は連日ストップ高に迫る勢いで、信用買いの現引き停止措置も報じられ、株券調達の困難さが示唆されています。一部では、レアアース関連としての側面や、売りの買い戻しが踏み上げ相場を形成しているとの見方もあります。
一方で、金・銀・プラチナといった貴金属の急落も注目されています。長期的な買い場との見方もありますが、チャートの勢いから更なる下落を懸念する声も聞かれます。純銀信託は特別気配(売りトップ)となっており、市場の警戒感を示唆しています。米国株の不調も、今日の相場に影響を与える可能性があります。
今後の見通しとしては、大納会特有の動きに注意が必要です。過去数年、大納会は下落傾向にあるとの指摘もあり、日経平均株価が50,000円を維持できるかが焦点となります。東洋エンジの勢いが継続するか、貴金属の動向が市場全体にどう波及するか、引き続き注視が必要です。