現在の市場は大納会を迎え、バイオ関連株への関心が集まっています。特に免疫生物研究所やオンコリスが急騰しており、開発製品の承認期待や資金流入が観測されています。一方で、パワーエックスからの資金流出も指摘されており、一部銘柄では利益確定売りも見られます。
今後の見通しとしては、免疫やオンコリスといったバイオ株の勢いが続くかどうかが注目点です。市場全体としては、大納会特有のポジション調整やアノマリーも意識されつつ、年末年始に向けた資金の動きが活発化すると予想されます。地銀再編への思惑も高知銀行などでくすぶっており、短期的な物色対象となり得ます。