本日の大納会終盤、日経平均は小幅続落で推移しましたが、全体としては動きの乏しい展開となりました。そんな中、大黒屋(2711)がストップ高を記録し、投資家の注目を集めています。一方、オンコリスバイオファーマ(4588)も年初来高値を更新するなど、個別材料株が活況を呈しています。市場全体としては、年末のポジション調整や、来年に向けた静観ムードが漂っています。

注目の個別材料株

大黒屋(2711)は、終盤にかけて急騰しストップ高を達成しました。その強さから、一部では「いやらしい動き」との声も聞かれますが、個人投資家を含めた参加者の関心を集めています。また、オンコリスバイオファーマ(4588)は、食道がん治療薬「ＯＢＰ－３０１」への期待から年初来高値を更新しており、バイオ関連銘柄の動向にも注目が集まっています。

今後の見通し

大納会は例年、年末のポジション調整や利益確定の動きが出やすいですが、今年は全体的に静かな展開が続いています。個別材料株の勢いが続くか、また、新年に入りどのようなテーマが市場を牽引していくかが注目点です。特に、半導体関連や、来年買場を待つべきとされるバンク関連の動向も、年明けの相場を占う上で重要となるでしょう。