現在の市場は、亜鉛関連銘柄が活況を呈しており、「中外鉱業」や「アサカ理研」などが注目されています。また、大黒屋がストップ高を達成し、来期黒字化の方針が材料視されています。グロース指数は軟調ですが、個別銘柄ではVキューブがストップ高となっています。日経平均株価は前場で小幅続落しましたが、後場は前場とほぼ同水準で推移しており、年末相場らしい薄商いの中、個別の材料株に資金が向かう展開となっています。
年末の大納会となる本日、市場全体としては大きな方向感が出にくい状況が続くと見られます。ただし、「亜鉛」関連や、大黒屋、Vキューブのような個別材料株の動きには引き続き注目が必要です。後場も薄商いの中、短期的な思惑が相場を動かす展開が予想されます。