現在のグロース市場は短期勢が中心となっており、少し上昇すると利確の流れになりやすい状況です。そのため、底堅く右肩上がりになることは期待しにくい見通しです。
個別では、パワーエックスに短期的な売買が集中しており、窓埋めや押し目買いの動きが見られます。板硝子はペロブスカイト電池ガラス基板参入で継続物色され、WOWOWはドコモとの提携効果とスポーツイヤーを意識した買いが続いて10連騰と好調です。
大納会終盤は、手仕舞い売りが優勢になる可能性も。大納会のご祝儀相場はお流れとなり、大発会のお年玉相場に期待が集まります。個別材料株の動向に注目しつつ、新年相場に備えたいところです。