本日は大納会。後場は日経平均がプラ転を意識するも伸び悩み、終盤にかけて全体的に弱含み。特にパワーエックスは急落し、投資家の注目を集めています。ペロブスカイト太陽電池関連銘柄への期待感は依然高く、2026年の相場テーマとして注目されています。
パワーエックスは、正月連休を前にした手仕舞い売りや、中国依存の政治リスクへの懸念から急落しました。蓄電池セルを中国に依存している点は、今後の地政学リスクを考慮すると懸念材料です。一方で、蓄電所建設を手掛ける1436 グリーンエナジー＆カンパニーは、受注ラッシュや台湾大手との提携で全国展開加速の見込みであり、より無難な選択肢として注目されています。
ペロブスカイト太陽電池は、2026年の相場テーマとして有力視されています。特に、市場規模が大きいガラス型に参入し、高強度と発電効率を訴求する板硝子関連銘柄に注目が集まっています。傘下の英ピルキントンの海外販路活用も期待されます。
本日の大納会は、市場全体として伸び悩む展開となりました。一部投資家は大引け前のプラ転を期待しましたが、終盤にかけて弱含み、PFはマイナスで引けました。来年については、高配当株への需要は継続し、貯蓄から投資への流れは続くと予想されます。