本日の大納会は、年末年始のリスク回避からか、引けにかけてさえない動きとなりました。日経平均株価は前日比で下落し、アドバンテストなどの一部主力銘柄が急落する場面も見られました。全体としては、今年1年を通してみれば堅調な相場となったものの、一部投資家は「東電に担がれた」など、最後の最後で含み損を抱えたままの年越しとなりました。高市早苗氏の積極財政に関する発言も注目されましたが、市場への直接的な影響は限定的でした。
来年の大発会は、序盤の弱含みも予想されていますが、中長期的にはペロブスカイト太陽電池関連銘柄など、新たなテーマへの期待も高まっています。年末年始の動向を注視しつつ、来年の相場に備えたいところです。