生成日時:2025/12/30 16:33 熱狂度:

【速報】年末最高値更新!半導体熱狂と大型株優位の2025年相場

2025年の株式市場は、日経平均株価が5万円台を維持し、3年連続で上昇。特にTOPIXは36年ぶりの年末最高値を更新し、小型・中型株が大型株を上回る展開となりました。半導体関連銘柄の活況が目立ち、キオクシアは世界株でトップの上昇率を記録しました。一方、貴金属市況は証拠金引き上げの影響で急落し、関連銘柄に売り圧力がかかりました。個人投資家にとっては、トランプ関税による一時的な大損や、株主優待クロス取引における逆日歩の注意喚起など、値幅の大きな相場での運用が試される一年となりました。

相場概況と注目銘柄

日経平均株価は年間で26%上昇し、過去初の1万円強の値幅を記録。年末終値は50,339円で、2年連続の最高値更新となりました。TOPIXも36年ぶりに年末最高値を更新し、9ヶ月連続上昇という記録を達成しました。特に小型・中型株大型株を3年ぶりに上回った点が注目されます。半導体需要の期待からキオクシアが世界株でトップの上昇率を記録したほか、住友鉱などの非鉄株も年初に人気化しました。

リスク要因と今後の展望

貴金属市況では、証拠金引き上げにより銀先物金先物が急落し、純金上場信託純銀上場信託も安い展開となりました。また、津田駒工業は信用取引の委託保証金率引き上げにより、個人投資家からの資金流入減速懸念から売られました。今後の見通しとしては、2026年対日経平均でのTOPIX優位が続くと見られており、半導体関連への期待は引き続き高いと予想されます。一方で、為替の円高方向への動きや、トランプ関税のような突発的なリスク要因には引き続き注意が必要です。

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