直近30分間、キオクシア (6500) は売り板との攻防が続いている。日米協調介入による円高懸念が重石となり、上げ幅を縮小する場面も。投資家は今後の為替動向とキオクシアの決算発表に注目している。
キオクシア (6500) は48500円付近で3回のサポートを確認しつつも、上値は切り下げる展開。特に50,000円~50,180円、50,600円~50,780円には10,000株単位の売り板が並んでおり、需給の綱引きが続いている。一部証券会社からは目標株価の引き下げも出ているが、これはメモリー株全体の下落を反映した評価倍率の変更が主因。
日米協調介入による円高は日本株全体に警戒感を与えている。ファナック (6954) の下落もハイテク株のまちまちな動きを示唆。一方で、後場になって日本株は全体的に戻す動きも見られ、相場はやや落ち着きを取り戻しつつある。
今後の見通しとしては、円安水準であった155円が節目となるとの見方もある。仮に155円を超えてくるようなら、単なる介入効果とは言えなくなり、市場の考え方は変わる可能性がある。しかし、金利差が残る限り円高は一時的との見方も根強く、日銀の動向が真の分岐点となるだろう。キオクシアについては、自社株買いによる買い支えが見られるものの、相場全体の地合いと為替動向に左右される展開が予想される。