プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)の株価が、PTS(取引時間外取引)で急騰しています。これは、エムポックス(旧サル痘)の国内初となる『クレード1b』感染者が神戸で確認されたとの報道がきっかけと見られます。PSSは過去にもエムポックス関連銘柄として注目された経緯があります。さらに、同社子会社のSysmex Europe SE社がエムポックスの遺伝子検出試薬「geneLEAD VIII」の販売を開始したことも、株価を押し上げる要因となったようです。投資家からは、エムポックス関連としての期待や、過去に保有していたが早まった売却を後悔する声、仕手株化を指摘する意見などが見られます。市場では、エムポックス関連の材料が出た際にPSSが動意づく傾向が認識されているようです。(サプライズ…★★★★☆ インパクト…★★★★☆)