三尊

三尊とは、３つの天井をつけ、２つ目の天井が一番高くなるチャートです。これは株価が天井をつける強力なシグナルであり、これが出現すると長期の下落トレンドに入る可能性が大きいといわれ、売りとなります。

三尊のポイント

ヘッド・アンド・ショルダーズ・トップともいわれます。これは1回目と3回目の高値を肩(ショルダー)といい、2回目の高値を頭(ヘッド)という意味となります。
3つの山と2つの谷で構成されますが、この2つの谷を結んだ線を「ネックライン」といいます。株価がこれを割り込んだ場合、より下落基調が強くなります。ネックラインを割り込んでから株価が反発することもありますが、その場合の上値のメドはネックラインまでとなります。(これをリターンムーブやあや戻しと言います)。過去の安値(ネックライン)が、今後の高値メドになってしまうのです。
出来高は1回目の高値をつけた箇所が一番多くなり、2回目の高値、3回目の高値と、徐々に出来高が減少していくことが多く、これにより精度を高めることが可能です。
長期的な下落相場に入る可能性が高く、買いから入るのは控えるのが有効です。

3回同じような高値をつけると、天井のサインなんだね