5日移動平均線で反発

移動平均線は下値支持線として機能し、株価が移動平均線で反発することがよくあります。「5日移動平均線で反発」とは、株価が5日移動平均線まで下落しているチャートです。ここからは反発狙いで買いとなります。

5日移動平均線で反発のポイント

株価が上昇トレンドを順調に形成していても、その途中で一時的に下落してしまうことがあります。これは需給関係の変化が原因で、早くから保有していたトレーダーが利益確定売りを出したケースなどが考えられます。これは上昇相場が一息入れるための押し目であるといえます。押し目を作っても上昇トレンドそのものを否定することにはなりません。一定の水準で株価は下げ止まり、再び上昇トレンドを再開していきます。この際の下げどまりのメドが5日移動平均線になることがよくあります。投資家が普段、無意識に見ている5日移動平均線は下値支持線(サポートライン)として機能しやすいのです。
この5日移動平均線で下げ止まれば買いとなります。ここを明確に割り込むようだと逆に売りとなってしまうので注意が必要です。
実際には、ここで綺麗に反発することもあれば、少し前後して反発することもあります。この付近をひとつの目安として押し目を拾ってみるのがよいでしょう。

株価が下落するも5日移動平均線にタッチしたら反発のサインなんだね